サトザクラの‘ショウゲツ’ すっかり満開で桜のトンネルに。足元ではオシダがすっと背筋を伸ばして立ち上がり、クレソンが白い小さな花を咲かせています。オシダの凛とした姿に、周りの風景も少し引き締まる気がします。
カナールサイドガーデンの奥の木陰で開花中のタイツリソウ。見事にびっしり花がついてます。こちらは植えて4、5年程経つ株。最近タイツリソウを園内に増やしているのでこの光景があと数年すれば園内のあちらこちらで見られるはず。
何年か経って大株になっていっぱい花を咲かせる子もいれば、来た年からいきなり華やかな姿を見せてくれる子もいます↓
ツツジの‘カマクラビジン’という品種。今年植栽した新顔さんです。園内にツツジ類はあまり植栽されていないのでアンジェではお仲間がいないのですが、一本でも『私、こんなに綺麗な姿になります! みんな、見て!』と言わんばかりに華やかに開花中。今後、少しずつ後ろの植栽も増やしてもっと景色になじむようにしてあげる予定です。
ロウンガーデンの角では人気の黄色いマグノリア‘イエローバード’が開花中です。
イエローバードは園内のマグノリアの中ではまだまだ若い樹。樹形がすっと上に伸びて綺麗な状態なので、このまま大きくなっていって欲しいところ。
黄色い葉っぱのツルマサキと青紫色の花のツルハナシノブ。そして手前のフユシラズ。フユシラズは植えた訳ではなく、数年前に植えたものがこぼれ種であちこちに増えた物。
今年もマグノリアの最盛期が終わった頃に今度はちゃんと足元を飾ってくれている青紫の花のシラー
年々少しずつ株も増えてきている気がします。センダンの足元は、今シラーの青紫色に染まっています。
降り続けた雨水をたっぷり吸いこんだ植物たちが一気に芽吹きはじめ、葉っぱの緑が日に日に濃くなってくる季節ですね。